過払い金請求に関するよくある質問
過払い金請求に関するよくある質問をQ&A形式でまとめました。
家族や勤務先の会社に内緒で過払い金請求の手続をすることは可能でしょうか?
過払い金請求は、勤務先の会社や家族に内緒で手続を進めることができるとする弁護士や司法書士もいます。
過払い金請求が時効を迎えてしまう前に、一日も早く、弁護士や司法書士に相談してみることをおすすめします。
金銭消費貸借契約書やキャッシングカード、領収書など、証拠となるようなものが手元に残していません。
このような状況でも、過払い金請求ができるのでしょうか?
貸金業者の名前さえ分かれば調査すること可能です。
借入額や返済日、返済額などがわかる「取引履歴」を貸金業者から取り寄せることができます。
貸金業者には全取引履歴を開示する法的な義務があるからです。
取り寄せた「取引履歴」に基づいて、法律で定められた金利で利息の再計算(引き直し計算)を行い、過払い金が発生しているかどうかを確認することができます。
過払い金請求を行った場合、信用情報機関に登録されてしまいますか?
すでに完済した業者へ過払い金請求を行った場合、原則として、信用情報機関には登録されません。
しかし、債務が残っている状態で過払い金請求をした場合、引き直し計算の結果、過払いになっていたとしても、一時的に「債務整理」という情報が登録される場合があります。
貸金業者ごとに対応が異なるようですので、弁護士や司法書士へご相談されることをおすすめします。
過払い金返還請求をしたいと考えていますが、貸金業者からの嫌がらせが心配で決心がつきません。
弁護士や司法書士が介入すると、業者は、あなた(依頼者)と直接の交渉はできなくなります。
嫌がらせなどは、まずありません。
安心して過払い金相談をして下さい。
亡くなった親に借金がありました。
過払い金が発生しているかも知れないのですが、相続人が過払い金返還請求することはできますか?
亡くなった親の過払い金は相続財産です。
相続人が過払い金返還請求をすることが可能です。
過払い金が時効を迎えてしまう前に、できるだけ早く過払い金請求手続にとりかかりましょう。